ドライタル、１6L、アルカリ洗濯の弊害をなくした弱アルカリ洗剤

本洗剤は使用濃度でpH=9水準の弱アルカリ洗剤です。

以前はpH 10.5又はそれ以上のアルカリ洗剤が多く使用されていましたが、アルカリ洗濯が引き起こす被害、すなわち、脱染と退色、移染等の問題と、繊維の脂質損失によるツヤと柔らかさの喪失、そしてナイロンやポリ素材等の化学的黄変減少、さらに、一般繊維の損傷等を避けるために、現在は中性洗剤が多く使用されているのが実情です。

しかし、中性では疎水性繊維である綿、合成繊維と垢汚れのひどいウール、シルク素材のカジュアルウェア等の垢汚れが十分に落ちないため、pH９水準の弱アルカリ性洗剤を開発、これに分解酵素剤を追加して、洗浄力を強化した洗剤を開発するに至りました。

そして、これに繊維保湿剤と移染防止剤等の添加剤を追加して、洗剤の機能を一層引き立てました。

使用濃度でpH=9程度の水準となり、上記のアルカリの弊害は非常に微々たるものですが、洗浄力は高められるからです。

本洗剤を使用すると、垢汚れをすっきり落とせるだけでなく、洗濯中の色落ちが確実に少なく、洗濯後の繊維がなめらかで新鮮度を維持し、高級な洗濯が可能になります。

標準使用量；40ml/水30ℓ

15㎏級小型に120ml

用途；綿、ポリ、ナイロン等とこれらの混紡、そしてカジュアル水準のウール、シルク

洗濯方法は下記をご参照ください。

ドライタルを主洗剤とする一般水洗いの方法

１．ワイシャツ、ブラウス、又はこれと類似した洗濯物、材質＝綿又は綿/ポリ

前処理が必要な場合；

頑固な汚れ、襟ぐり、袖口等の垢汚れがある場合、又は食べ物のシミがついた場合、又は排泄物、分泌物、血液等が付いた場合、姉妹品のシミ落としを塗って準備してください。

本洗濯

水を張ってから、所定量の洗剤を入れ、

白色の洗濯物の場合、温度を40℃、洗濯時間10分、高回転にセッティングして洗濯してください。

2回すすいだ後、3回目は洗濯物がちょうどひたる程度の量の水を張り、

繊維リンス-2を、使用した洗剤と同じ量を入れて、もう一度すすいでから排水してください。

染色された洗濯物は移染抑制のために25℃で15分程度にセッティングしてください。

２．ポリエステルのジャンパー、パーカー、これと類似した合成繊維の垢汚れのある洗濯物

ワンシーズンの間ずっと着てから洗濯するため、脂質が繊維に固着、汚れた状態で黄変が進んでいることが多く、概ね濃い色の繊維であるため、脱染、移染の恐れが非常に高いです。

頑固な汚れの前処理；

본 세탁;

本洗濯；

水を張って、所定量の洗剤を入れてから、25℃で15分、強回転で洗濯してください。

2回すすいでから、3回目には洗濯物がちょうどひたる程度の量の水を張り、繊維リンス-2を使用した洗剤と同じ量を入れて、すすいでください。合成繊維には静電気が帯電しやすいので、必要に応じて柔軟剤処理をするようにしてください。

3．ブルージーンズと脱染しやすい洗濯物

前処理；

頑固な汚れが付いた部分は必ず、姉妹品の「シミ落とし」で前処理してください。

本洗濯；

水を張って、所定の洗剤を入れた後に25℃で10～15分、高回転にセッティングして洗濯してください。

2回すすいだ後、上記の要領に従って繊維リンス-2で処理してください。

４．調理服とレストランの洗濯物

食べ物と油汚れでひどく汚れた洗濯物は弱アルカリ、酵素配合洗剤であるドライタルを使って、55℃で10分程度、

前処理は必ず総合酵素系前処理剤である「シミ落とし」を使えばOKです。

色のある繊維は25℃で20分程度洗濯してください。

５．サウナとスポーツクラブの洗濯物

汗ジミと汗のニオイで汚れた洗濯物は弱アルカリ、酵素配合洗剤、ドライタルで50℃で10分程度洗濯し、繊維リンス-sで後処理すればOKです。

繊維リンス-sは脱臭除菌型リンスです。

６．その他の一般水洗いする洗濯物

前処理；しつこい汚れがある場合、前処理剤、シミ落としを塗って準備してください。

本洗濯；

水を張って、所定の洗剤を入れた後、30～40℃で10～15分、強回転で洗濯してください。

2回すすいだ後、繊維リンス-2を上記の要領に従って必ず
使用してください。

繊維リンスには持続性抗菌剤が入っており、洗濯後にも細菌、カビ、

ノミ等の害虫によるニオイ等をなくし、二度と生じなくします。

７．カジュアルウール、シルクとレーヨン

カジュアルウール、シルク、レーヨン等は弱アルカリ(pH=9)の状態でほぼ損傷を受けないため、
弱アルカリ洗剤である、ドライタルで洗濯すると、非常に効果的です。温度は40℃で低回転で
5～8分が適当です。繊維リンス-eを使用すると、洗濯物により一層高級感が出ます。